再びアルパ

ALPA 9d, 10d, Kern Switar 50mm/f1.8, Angenieux Alfitar 90mm/f2.5, Schneider Tele-Xenar 135mm/f3.5, M42 Autobag
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1年前ALPA9dとSwitar 50mm/f1.8とTele-Xenar 135mm/f3.5のセットが5万円台で委託販売されていたので、衝動買いしてしまった。数年前に一度はアルパシステムを全部処分したのに、また買ってしまった。それからは、先月M42Autobagが2万円台だったのでまた衝動買い、さらに先週の日曜日に10d と Angenieux 90mm/f2.5 Blackも非常に安価だったのでもう本能のまま買ってしまった。9dは、ビントはぴったりで機能的には問題ないが巻き上げレバーが改造されていて巻き上げるとレバーが戻らない。そのため気をつけてはいても右手がうっかりレバーに触れてしまい何枚かは失敗する。露出計はやっぱりNG。Switar 50mmは全体的に細かい拭きキズがレンズにあるが、描写に問題はない。135mmはガラスがキレイだが、外観はキズだらけ。90mmはガラスがキレイだが黒塗りの外観は擦り傷多し。10dは外観が美品でストラップ金具が付いている。シャッターは問題ないが、ピント板がズレている(?)のか若干前ピンの傾向がある。露出計はやっぱりおきまりのNG。こんなにもボディーやレンズに瑕疵が認められるも個人的に全部許してしまうのは、高価なOHの完動品を除けば安価なものはほとんどこんなもんであるから。利点は、Kern SwitarやMacro Switar, Angenieux, Kinoptikなどの非常に魅力あるレンズ群が使えるのと、SWISS製で時計のようにギアが内部機構に使われていたりボディーのデザインが何かヘンテコな点がこれまた魅力なのである。

追記:アルパの回顧と雑感
1995年前後にアルパを知り、今は無き青山の「レ〇ナハウス」でOH済みのALPA 6bとSwitar50mm/f1.8のセットを29万円で購入したのが始まり。アルパブームの真っ只中だったので今思うと非常に高価な買い物だった。その後ブームが去り銀座のレ〇ン社で委託品が安く出てくるようになっていた。10d(black)+Maco Switar 50mm/f1.9が両方美品で15万円位、10d+Macro Switar 50mm/f1.8も美品が12万円位だったような...。ともに飛びついて買った。Angenieux 28mm/f3.5も買ったりしていた。Macro Switarの描写を楽しんでいたが、ファインダーがとにかく暗く運良く動いている露出計も反応が遅かったりで"使い難さ"が途中で嫌になり最終的には全部売って手元になにも残っていなかった。デジタルカメラが進歩してきてもう銀塩フィルムカメラに戻らないだろうと銀塩フィルムカメラをOlympus OM-1Nだけを残して全部処分してきたのに、昨年からまたALPAの格安品を購入してまた熱が再燃してしまった。使いづらいのは経験済みなのにである。現在中古品をいろいろ調べてみると、調整され程度の良い完動美品はとても高価、逆に極端に安価なものはどこか不具合がある"訳あり品"が多い。ebayのオークションで世界の中古品をみても日本と同じようだ。あのLeicaと比べても極端に少ない全生産数(約42,000台)を誇るALPAだからますます世界に現存する数が減ってきているのだろう。好きな人は好きなマニアックすぎる精密機械と言えるカメラである。こんどは売らないで眺めたり触ったり時には撮ったりしてカメラ道楽に浸ろうと思う。二度カメラ道楽は止めていたのに...。
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by tesiyakara | 2009-07-18 10:07 | 撮影機材
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